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フレグランスに関する5つの通説を解き明かす
フレグランスエキスパートがすべてを明かします
朝、フレグランスをつけるのは自然な習慣ですが、私たちは大切な香水の香り自体を、本当に活かせているのでしょうか？
ここでは、モルトンブラウンの社内フレグランスエキスパートであるマリー・エドモンドが、上手な香りのつけ方やボトルの保管場所まで、5つのよくある質問にお答えします。
これからは自信をもって香水を使うことができると思います。
1.フレグランスは肌に擦り込むべき？
美容に関する通説の中でもよく耳にすることの1つですが、これについては2つの流派が存在しています。
エキスパートの中には、擦り込むことでフレグランスが放つ印象が増すと言う人もいますが、分子が壊れるため香りが早く薄れてしまう、との主張もあります。
私は後者に賛成です。
擦ることで香りが増すのではなく、実際にはトップノートが乱れてしまうのです。香水は肌の上で自然に広がるように任せると良いでしょう。
2.軽くたたく、エアスプレー、それともロールオン – より強い香りを放つのは？
フレグランスは乾いた肌、特に手首や首筋などの脈を打つポイントに直接スプレーすると、香り立ちがとてもよくなります。
体の中で特に温かい部位なので、香りが拡散しやすいのです。
4.同じフレグランスでも、私と他の人とで香り方が違うのはなぜ？
フレグランスは、最初にスプレーした瞬間から変化します。
軽いトップノートから始まり、数時間後に豊かなハートノートが現れます。
そして最後にベースノートが、香りの余韻を残します。
そのため、ある香りが自分に合うかどうか、一日を通して試してみることが大切です。
また、人にはそれぞれ自分だけの肌の香りやpHバランスがあるため、人によってフレグランスの反応も異なります。
さらに、お気に入りの香水に慣れすぎて、その香りを感じなくなることもあります。
これはごく普通のことで、心配はありません。
あなたの個性ともなる香りは、これまでと同じように美しいのです。
5.フレグランスに使用期限はある？
はい、あります。
フレグランスは、成分によって早い遅いはあるものの、酸化するのです。
そのため乾燥した涼しい場所で、直射日光と温度変化を避けて保管することが必要です。
