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2023年バスルームトレンド Top5

インテリアデザインの専門家に聞く

ハイブリッドなライフスタイルに合わせて住まいが変化するにつれ、バスルームは単なる機能的なスペースではなく、それ以上のものに進化してきました。バスタイムはリフレッシュやリラックス気分が味わえ、セルフケアの出来る場所です。

バスルームの模様替えをお考えの方にも、インテリアをグレードアップさせたい方にも、バスルームのトレンドを先取りできるよう、私たちの友人でもある専門家が今年のバスルームのトップトレンドをご紹介します。

スパに触発された配色

バスルームが多くの人にとってウェルネスのリトリートの場所と見なされているのは当然のこと。サステナブルデコレーションブランドLickの国際カラーコンサルタントであるシャーロット・クロッパーは「バスルームは、ゆっくりと自分自身をリセットするのを促す個別のサンクチュアリである。」と述べています。 彼女は、「暖かいベージュ、白やピンクベースの中間色を思い浮かべてください。落ち着いた気持ちになるでしょう。」 と大地のような自然をイメージした配色を使うことをアドバイスしています。古い角質を落とし、柔らかな肌に整えるボディスクラブ、肌を保湿するボディローション、肌に潤いと輝くツヤを与えるボディオイルを特徴とするモルトンブラウンスパ習慣に最適なシーンです。

避けるべきこと: 真っ白な壁、現代的すぎるキャビネット、磨かれたセラミックを特徴とする完全なミニマリズム–病院のようで、落ち着きにくいかもしれません。

バイオフィリアバスルーム

私たちが自然の癒しに感謝するようになった今、今年はバイオフィリックなデザイン、つまり屋外の環境を取り入れることが大切になってきます。ニュートラルな配色のバスルームに、胡蝶蘭、サンセベリア、モンステラなどの蒸気を好む植物をふんだんに取り入れると、「ジャングルの中の静けさ」のような、よりワイルドな印象に。

トレンドを試す: 日本様式の森林浴を自宅のバスタブで実践してみましょう。緑に囲まれ、深呼吸をしながら静かに浸かることで、自然で爽やかなストレス解消をすることが出来るでしょう。

小さなスペースを最大限に演出

メインバスルームは心安らぐ聖域とされていますが、実際にその場所となるのは階下の洗面所や、または寝室に隣り合った部屋ではないでしょうか。シャーロットは「バスルームを思い切り楽しんでください」と提案しています。これらのスペースは使用頻度が低いだけでなく小さいため、創造性を発揮して個性を表現するのに最適な場所なのです。

シャーロットは、「壁から天井まで一面にボタニカルな壁紙をしきつめ、タイルを組み合わせるカラードレンチングがトレンドになる」と予測しています。「Red 03 やGreen 08 のような美しく大胆な色合い、またはElectric Poppies 02のような花柄の壁紙を選択すると良いでしょう。」と述べています。そして、モルトンブラウンのハンドケアバスの容器はこの陽気で明るいエネルギーにマッチする鮮やかな色合いを備えており、素敵な空間を演出します。

“壁から天井まで一面にボタニカルな壁紙をしきつめ、タイルを組み合わせるカラードレンチングがトレンドになると予測します。”

シャーロット・クロッパー
Lickの国際カラーコンサルタント

大理石の復活

5つ星のクラシックなバスルームを彷彿させる大理石は、最も簡単でタイムレスな方法で豪華な雰囲気をもたらします。Etsyのトレンドエキスパートであるデイナ・イソム・ジョンソンは、「大理石は空間に明るさと立体感を与える」と信じています。大理石のシャワールームや洗面台の人気が高まっています。実際にEtsyの大理石洗面台の検索が183%も増加しています。」

もし、全ての設備を大理石にするのは難しい場合は、ソープディッシュのような小さなアクセントだけでも違いが生まれます。デイナはまた「大理石の素晴らしさは、どんな配分に加えてもデザインに贅沢な雰囲気を与えられることです。」と述べています。

指向性照明

ライトを暗くし、水を流して…そしてリラックス。今年はセルフケアの大切さを念頭に置きながら、照明にもこだわります。明るすぎる空間は、露出度が高く、余りにもあからさまだと美しいと感じません。その代わりに、柔らかい居心地の良い光で、夜のリラックスタイムのルーティンにふさわしい穏やかな雰囲気を作りましょう。新築祝い、またはホームリノベーションなどに、アロマリードを贈ってみてはいかがでしょうか。アイコニックなガラスボトルとビターチョコレート色のリードは、豊かなフレグランスが香る美しいオブジェになるでしょう。